最近アメリカ側では、Web全体の潮流を大きく変革してしまいかねない動きが加速している。MSのYahoo!買収攻勢のような”大人の事情”もさることながら(日本でいえば読売グループが楽天買収、みたいな)、Webのテクノロジーの深いところをひっくり返すような試みが多い。
いまのWebは、リテラシーがそれほど高くない多くの人が参加し始めており、かつそういうユーザーに対するビジネスを仕掛けるサプライヤーの中には必ずしも正しい技術を使わなかったり悪用したりする(W3C標準を無視したりするという意味)ところもあったりして、いろいろと汚染されてしまっている。ニフティが発表したところによると日本のBlogの半分くらいはスパムだそうだ。
メールがセキュアなコミュニケーションプラットフォームとしては既に破綻しかけていることはいうまでもないが、Web自体もまた汚染が進み、使いづらくなってしまう可能性が出てきている。
そこで、考えなければならないのはWebの浄化というか、自律的に情報を整理したり、更新状態を通知したりする技術の本格的な採用なのだ。こうした試みと事業性をうまくつなぎ合わせていく、という動きが米国側では最近加速しているようである。
従来型の検索エンジンに過度な依存をするのではない、データ自体を構造的に変えていく動き。今後ともウォッチしていきたい。
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